こんにちわ
35歳になりました
さて、35歳という大人になってようやく分かったことがたくさんあります
振り返ってみれば自分は若かったです
自分の考え方が全て正しいと思い込み、他人の考え方を誤っていると勘違いしていました
しかし若いが故にその誤ちに気づくこともなく
若さと万能感を持って色んな人の反感を買ってしまったなーと、今では反省をしていますね
さて、この記事では僕がしていた若さ故の勘違いと大人になって分かったことを紹介したいと思います
誰もが歳を取っていく、それなら僕は学びながら歳を取っていきたい
大人になって分かったこと一覧
愚痴を言う人はつまらない人だと思い込んでいた
世の中は多くの人が協力をしたり助け合ったりして動いています
どの方向に世の中が動いてるのかは分かりませんが、とにかくみんなで動いています
そんな仕事をしつつ愚痴を言いたくなるのも、また事実ですよね
- つまらない早く帰りたい
- あの人はさ〜という文句
- 面白いことなんて何もないよー
- あなたは羨ましいね
なんていう人いますよね。
そんな人に対して若かった僕は「つまんねー人間だな」と切り捨てていました
- だったら会社辞めて好きなことすればいいじゃん
- あなたも好き勝手やればいいのですよ
と心のなかで叫んでいました。
ちなみに僕が実際に言われた言葉集
- いつも遊んでていいよね
- 自由でいいよね
- 残業しないで帰っていいよね
- 休日の楽しみがあっていいよね
- 休みたいときいつも休んでていいよね
昔だったらこのような言葉に対して「社畜うぜえ」、「自分の自由に気づけよ」なんて思っていました。
しかしですよ、僕も大人になりました。最近は同じようなことを言われても
「お話聞きますよ、焼き鳥でも行きませんか?」と誘って愚痴を聞いてあげるようになりました
歳をとって考えかたが変わりました
- 帰りを待ってる子供もいるし
- 家のローンもあるし
- 会社で達成すべき仕事と目標もあるし
- 自分で使える時間もお金も限られる
そういう状況を自分で選択して、背負うものをたくさん持ってしまったのですね
(もちろんそれは不幸なことではないと自覚しています)
しかし、背負ったからこそ見える世界ってのが僕にはありましたね。
子供のためと言ったら恩着せがましいですが、子供の笑顔に代わるものは世の中には何もないし
自分の夢を追いかけるよりも、子供の夢を応援したいと言う気持ちにもなりました
(まだ自分の夢はあるので諦めていませんが、優先順位は下がりました。)
大人になって自分のできることと、できないことがわかった
30代中盤になると自分に何ができるか&何ができないかが明確に分かります。
今から外務省の職員になって外国政府と交渉する仕事に就くのは無理だし
今からプロアイスホッケーの選手として活躍するのは無理
プロキックボクサーならまだ間に合うかも、サーフィンもトップアマくらいだったらまだいけるかな
とにかく、大人になって自分に何ができないかが明確に分かりました。嬉しいようで嬉しくないですね
中坊の僕だったら「あんな子汚ねえおやじになりたくねえよ、俺だったらあの歳頃にはもっと上手くやってるよ」なんて言ってるかもしれません。若いですね、自分の限界が分かるってのも大人になってわかったことの一つですね
さて、自分を理解したことで他人も理解ができるようになってきました
今では愚痴を言ってた人の背負うものが見えてきました
・会社辞めたいという愚痴
→辞められない理由、背負っている物が必ずある
→正論を言うだけでは解決しない
→話を聞いて欲しいだけではないか?
・休日がつまらないという愚痴
→その人なりのつまらない理由が必ずある
→僕の意見を言ったところで解決する物ではない
→正論を言うだけでは解決しない
→はたしてその人は本当に解決を求めているのか?
相手の背負っているものを理解し、話を聞いて、その人の気持を受け入れられるようになったのかなと思います。
「だったら辞めればいいじゃん」なんて言っても、言われてもなんの解決にもなりませんからね。
20代の頃、よくその言葉を使っていたのは反省すべき点でした。
物事は正論じゃ動かないし、世の中は白黒つかないことだらけってこと
僕は若い頃は正論を振りかざすマンでした。
- ロジックさえ正しければうまくいく、と心から信じていました
でもね、世の中を回すのは人間。そして感情があるのが人間。
「正論だけじゃ世の中回らねえんだよクソガキが。」
と、過去の僕に言いたいですね
振り返ってみれば完全に痛いやつでした。
- 会議で正論を振りかざして組織運営をしようとする
↑正論こそ正義と思っていたこと 自分の意見はどんな場面でも主張すべきだと思っていたこと
↑場に参加してるんだから、突破口を見つける意見を主張する必要があると思っていた
でもね、別に白黒付けなくていいことってあるんですよ、ほんで解決策がなくて良い場合ってのもある
曖昧なまま走ってた方がうまくいくことだってたくさんあるし、黙っていたほうがいいことなんていくらでもある
むしろ世の中全てあやふやで曖昧なものなんじゃねえか?とすら最近は思います。
いろんな色があるのが許されてぐるぐる回っていく世の中に対して、自分が主張して白黒つける必要なんて全くないんですよね
場合によっては自分の正義を主張するってことは、誰かの悪を見つけてしまうことでもあるんですね。
20代の自分へ「黙ってろ!」
まとめ、若い頃の僕に伝えたいのは2つ
大人になってわかりました
- 人が愚痴を言うには必ず背景がある
- 白黒つかないことだってたくさんあるし、別に白黒つけなくてもいいんだよ
ってことです。
でもね、若い時はそれが分からなかった。
いろんな失敗をして、歳を取ったらそれが分かってきました。
時間が解決したとは言えないけど、時間が教えてくれることもある。
20代の頃には分からない世界が見えてきました。
それでもね、実は10代、20代の読者の方に僕が期待したいことがあるんです。
あなたたちは若いんだから5000回くらい失敗しろってこと。
許されるんですよ、若い人の失敗って。
失敗をたくさんするとよいです、それは挑戦をたくさんしたってことの裏返しなので。
若かったときの行動を思い出して、加齢臭のする枕で「キャーッ!!」ってなればいい
大丈夫です、なんとかなります。
これからも頑張っていきましょう
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