走行データ
台東~花蓮(電車移動)
走行距離:0キロ
走行時間:3時間
消費カロリー:0キロカロリー
難易度:☆☆☆☆☆
Day7
朝から悩んでいます。天気が悪く雨がぱらつきます。自転車に乗るか、電車でスキップするか。
昨日の峠越えで完全に膝がやられました。自転車初心者には毎日自転車100キロ漕げってのはかなりきついです。
葛藤との戦いです。僕の楽しみにしてた東側を一気にスキップしてもよいのか。
玉里麺や、池上弁当を食べられなくてもよいのか、などなど。
しかし、天候は一向に晴れることなく、一日中しとしと雨が降る日でした。
朝、悩みながら宿の近くを散歩。謎のポーズを決める台湾人がいました。
朝食を食べながらも悩む。
美味しかったです。
この山を抜けるコース。雨がぱらつく。
宿の人に相談しました。
宿の人「きれいな風景でも、雨が降ってたら綺麗じゃないよ」
迷いに迷った挙句、花蓮まで電車で一気に抜けることにしました。
台東駅でチケットを購入。
電車を選択したことで時間が余ったので、台東で有名なお餅屋さん「陳記麻糬」に行きました。
お店の中は大行列。工房で作られた餅も瞬時に売れていきます。
餅が並んでも、すでに予約の箱にどんどん入れられてしまい餅は一向に回ってきませんでした。
40分ほど待って、店員がなにやら中国語でアナウンス。
僕の後ろに並んでいた人たちは全員帰ってしまったので、おそらく売り切れのようです。
しかし、この時点で「いや、なんとかなる」と思い、さらに待つことに。
並び始めて1時間。僕の前に並んでいた台湾のおばちゃんたちと日本語で雑談していると餅が並べられ「先に買っていいわよ」とのこと。
黒ゴマの餅、非常においしかった。
お茶は自分で淹れ放題。5杯ほど飲んで、お餅を5個持ち帰りました。
さらに先ほどのおばちゃんたちが環島頑張ってねと、餅を2つ僕にくれました。
ありがとうございます。
こういう嬉しいことが起こり台湾がどんどん好きになっていきます。
更にお腹が減っていたので、Tripadvisorで高評価の「南北餃子館」に行きました。
蒸し餃子10個入り
ジューシーな餃子です。おいしい。
本場のジャージャー麺
がっつりご飯を食べた後は、台東駅まで5キロほど自転車で引き返し、電車に乗り込みます。
電車内には環島をする方がたくさん。今日は雨が降っているので、多くの人が電車を選択したようです。
電車内で知り合い、たくさん話をして仲良くなったマックス。
マックス「環島は台湾人がやるべきことのトップ3なんだよ。残り二つは忘れた。とにかく環島は最高だよ」
マックス「台湾にはたくさんの温泉がある。でも日本の温泉のほうがずっとレベルが高い。」
マックス「日本が好きすぎて何回も行ったんだ。去年は仙台からレンタカーを借りて秋田と青森にも行った。」
日本への熱い想いを聞きつつ、電車で3時間移動します。
途中でキティーの電車とすれ違いました。
マックス「キティーは仕事を選ばない。なんでもする」
そうだね笑
花蓮到着後、シャワーを浴びて花蓮東大門国際観光夜市へご飯を食べに行きました。
結婚42周年のおばちゃん。
「42周年おめでとうございます」と言ったら手羽先をおまけしてくれた。
焼きトビウオ屋さん
うーん、美味しいけどうま味が強すぎる。
アゴ出汁にしたほうが絶対おいしいやつ。
フルーツを水あめでコーティングした食べ物。
かりかりの水あめと、中のフルーツの食感が絶妙にマッチしておいしかったです。
台湾ではトマトはフルーツとして認識されているそうです。たしかにフルーツなのか野菜なのかわかりませんね。
アメリカの「ポテトは野菜だからヘルシー」に近いものを感じました。
花連の宿はOn My Way Hualien Hostelに泊まりました。
駅徒歩2分の便利な立地で雰囲気も最高です。
宿に戻り、ビールを飲みつつ元軍人の台湾人と第3次台湾海峡危機と、台湾有事の際に日本は周辺事態法を根拠にどこまで動けるかについて議論をしました。
台湾では、中国のことを話するときはかなり気を使います。「ある新聞に書いてあったんだけど〜」とか、「日本が発行している書物では〜〜と書かれている」という表現をしなくてはいけないことです。
間違っても「俺はこう思う」とか言うと一気にギクシャクするな、という緊張感がありました。
なるべく中国の話はしないほうがいいな、と思いました。
台湾人は日本語か英語、どちらかが非常にうまいのでほとんどの人と会話が可能ですね。とても勉強熱心な人たちだと思います。
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