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サーフィンから学んだ人生哲学あれこれ

こんにちわ。

 

サーフィンてのはいいですね。

僕自身20歳の時に始めたサーフィンがついに15年を迎えました。

サーフィンと共に成長し、生きてきた青年時代だったと思います。

 

楽しい時も辛い時も「とりあえず海に行くか、なんとかなるだろ」という想いと共に生きサーフィンと付き合ってきました。

サーフィンは日本の波に限らず、世界中を旅しながらサーフィンをしたこともあります。その経験から学んだことを振り返ってこの記事をまとめたいと思います。

 

サーフィンは宗教、サーフィンは麻薬、サーフィンはマフィア。一度やったら辞められなくなります。

もうどっぷりなんですよね、しかし遊びの中からも学びってあるんです。

サーフィンの本質は待つこと

サーフィンってね、一言で伝えると待つことなんですよ。

  • 良いうねりが入るまで待つ
  • 他のサーファーが捌けるまで待つ
  • 風が止むのを待つ
  • 荒れすぎた海が落ち着くのを待つ

サーフィンやってて、待つことが一番大事だなって思うんです。

これって自分の人生でも同じでして、待ってれば良いことって来ます。

  • 子供の成長
  • 希望部署への異動
  • 良いお知らせ

人間ってのは一人で生きている訳ではないので自分一人が焦っても状況って変わりません。

とにかく待つんです。そんで待ってる間にできる準備をしておくことが一番大事ですよね。

 

サーフィンなら、次の機会に備えてイメージトレーニングをしたり筋トレをしたり。

人生においてなら次のチャンスを掴むために勉強をしたり情報を集めたり根回しをしたり。

他人や子供への期待なら、長い目で見てあげてほんの少しだけ軌道修正のヒントを与えたり。

 

とにかく待ってる時間ってのは長いんです。気長に待ちましょう。次のチャンスが来るまでは時間が掛かるんです。

 

それで自分のところに「波」がやってきた時にバッチリと乗ってやるのが良いサーファーですよね。

波ってのは気まぐれですので、どこにいつどんな形で来るかなんて誰にも分からない。

 

そんで自分のところに来た波は必ず1発でメイクすること。これができたら完璧。

「波=チャンス」ってのは勝手にやってきたものもあるし、誰かがくれた場合ってのもある。

 

「こいつはバッチリ決める奴だ」って思われれば他の波だってたくさん乗れるようになります。

だから1発で決めるやつってのは信頼を得られるわけですよ

んでやっぱりその波を決めるには待つこと、その間に準備をすることが大事ですよね。

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サーフィンとは力を抜いて調和すること

サーフィンて力を抜いて波と調和できると次のレベルに行けるんですよ

波の力ってものすごく強いんですよ。人間ごときが逆らっても必ず負けてしまう。

自然との付き合い方って抵抗することじゃないんです。人間ができることは力を抜いて調和をするだけ。

 

サーフィンてのは波の力、重力、風、バランス、浮力、速度、角度、位置、この全てを体で感じながら波に乗るんですね。

 

波の上で人間だけがコントロールできるものは何もありません。全ての動作は波と協調している訳です。

人間の力が入ると、上記のバランスが崩れてしまうんです。究極は人間は動かなくて良い。落ちる木の葉のようなサーフィンが一番美しいですね。

 

んでこれ、実は人生も同じで人間の歴史ってのは渦みたいなもんですよ。

人間が生まれて、成長して、社会を作って、社会に参加して、戦争して、恋愛して、助け合ったり、子孫を残して、死んでいく。

このサイクルを我々人類はずっと繰り返してきたわけですね。ひたすら続いてきた丸ですね、円。仏教でいうと空ですか。

 

このサイクルから人間てのは逃げられないと僕は思うんですよ。

因縁、リーンカーネーション、カルマ、運命、いろんな考え方があると思うんですが、人間てのは本質は何も変わらないと思います。

100年前の僕の祖先も恋愛や社会との付き合い方や人間関係で悩んだろうし、100年後の僕の子孫も恋愛や社会の付き合い方や人間関係で悩むと思うんです。

 

もうね、しょうがないんですよ。そういう渦には力を抜いて調和するしかないんです。

波の上でバタバタと体を動かしても、美しいサーフィンはできません。

人生も同じです。渦に巻かれながら力を抜きましょう。楽になりますよ(まあこれが一番難しいんですけどねw)

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まとめ、サーフィンてのは遊びなんだけど学びがある

サーフィンて究極のアウトドア・スポーツだと思うんですよ。

うねり、風という自然環境が作った波という一瞬の自然現象を人間が滑っていく。

 

数多くのサーファーがサーフィンから哲学を見出し、カルチャーを作ってきました。

私の文書のアイディアも全部波からヒントをもらっています。文書で発信することも一つのカルチャーですよ

 

ただ楽しい遊びではなく、プラスアルファの学びがある、ただただ楽しい遊び。それがサーフィンなのかなと。

15年以上続けたサーフィンですが、これから年を重ねたときにどういう景色が見えるのか、熟練したサーファーとして何が語れるか今から楽しみですね。

ずっと良い波が続くと良いなあ

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