こんにちわ。世界一周経験者の僕です
Tabippoから旅びとはなんぞや的な本が出たので買ってみたら内容がめちゃくちゃ良かったです
旅した人たちが自分の旅を振り返って「あの旅とはなんぞや」ってのを振り返る本ですね
んで、何を隠そう僕も世界一周やらアジア放浪、台湾自転車一周をした経験があるので
Tabippo風に自分の旅を振り返ってみたいと思います
旅って超無駄だと思う話
今、僕は30代中盤で、子供も2人いるサラリーマンです。週末の休みにキャンプやサーフィンをするのが好きです。
今の生活は文句つけようのない幸せな感じがするし、日本の生活って超最高という気分で過ごしていますね。
これ以上何か求めようかと思ったけど、たぶんもう手に入れられる最大限の幸せは手に入れてしまったのでもういいですね
でも僕も昔は多くの若者がそうであるように、「社会のレールに従わねーぜ」とか「人生一度きりなんだから」という思想から旅に導かれて合計2年ほど貧乏旅行をしていた経験があります。
んで、旅って超無駄の連続なんですよね。
- 宿見つからねえって無駄に歩く時もあるし
- 訳のわからないヒッピーと話すのも無駄
- こんな聞いたことない場所に行くのも無駄だし
とかそんな感情をたまーに持ちながら旅をしていたんですね
んで実際その無駄を自分でやってみると、
- 実は超快適な宿だったり
- ヒッピーは超インテリの青年だったり
- たまたま寄った街が居心地良かったり
そういう無駄を繰り返しいていくうちに「無駄なことこそ実は価値があるんじゃないか?」みたいに思えてくるのが旅の不思議であったりもします。
「あれ?もしかして見方変えれば世界最高じゃね?」みたいな発見もあります
ヨルダンで偶然が導いてくれたカナーフェの味は今でも忘れられないですし、たまたま入ったハンガリーのカフェとか目玉が飛び出るほど美味しいスープあったりしましたし、ペルーで食べまくったセビーチェに出会えたのも無駄が積み上げた先にあるものでした
ぼく
旅を終えたおじさんになって思うこと
今は子供もいるし、住宅ローンも抱えているし、それなりに責任を持って仕事をして誰かの役に立って生きている自負もあります。
色々抱えてしまった今だからこそ思うのですが、何も背負わない時期ってのも僕の人生においてとても価値のある時間だったなと思います
旅してる間ってのは何もないですからね。文字通りFreeです。
- Free = 自由、何もない
納税の義務もないし、仕事もしなくていい、1日カフェでくっちゃべっててもいいし、登山とか乗馬とかしててもいい
そういうことを経験して、日本に帰って来たときのことをよく覚えています
- 「ああ、またこの窮屈な世界に戻るのか」という表現をする人もいます
- 「え?この安全な環境で好き勝手生きていくのも自由じゃない?日本最高すぎじゃん」と僕は思いました
人生ってのは自分が主人公、自分の人生を操縦するのはあなた。
もし、あなたが誰かに操縦桿を握られていると思ったり、自分の人生を生きていない感じがするのなら
一度全部を捨てて旅に出てみるってのも良いかなと思います。
旅先で知った自由な感覚や、心の開放の仕方を日本の生活に応用すると驚くほど生きやすい国だと気づきます
(↑これは個人差があるかも知れませんが、僕は少なくとも日本の生活マジ最高という気分でずっと生きています)
旅人の言葉は多くの本にまとめられていますが、今回出たTabippoの本はパンチラインの連続でした
この本で予行練習しておくと、なんとなく旅の雰囲気が掴めるのかな
次の旅は子供が行けばいい。
ほんで、旅を終えた僕が今思うことはたった一つで「次の旅は子供が行けばいい。」ってことです
父親として僕ができることと言えば
- どんなことに気をつけるか
- 事前に知っておくべき文化やマナー
- 行きの最安の航空券だけ買ってあげる
- 僕か妻のバックパックを貸す
誰だって自分の旅は自分でデザインしていくもの
だから父親だからって踏み込んじゃいけないところは踏み込まない
その先で何を手に入れるか、何を感じるかは子供が感じて見つけてくること
だから最低限の知識と、1番安い航空券を買ってあげるのが僕のささやかな夢。
子供が大きくなった頃でもアンコール・ワットは健在だろうし、マラケシュの屋台も存在するだろう、マチュピチュまでだって線路沿いを歩いていくのは変わらないはず。
サクラダファミリアは完成してるかも知れないから、バルセロナに到着するくらいのタイミングで合流できたら良いかな。
自分の夢を叶えるよりも、子供の成長が楽しみ
僕の旅はもう終わりでよい。これからは家族4人で歩んでいくのが僕の新しい旅。そんでこの旅めっちゃ面白い
旅に行っても効果が出るのはすぐではない。だからいつも僕は帰国直後の人に旅の感想は聞かない
しかし、旅をすることで物事に対して新たな視点を得られるし、自分だけの宝箱を開けて思い出を振り返るのも楽しい。
これは旅をした人だけが知っていること
旅の効果は旅を終えてから少しずつ掴んでいくもの。
将来の成長が楽しみだな
娘が旅に出るときにこの言葉を残せたら良いな
「恐れずに、しかし気をつけて」
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