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今まで何回もマルチ商法に誘われた僕が教える、マルチ商法の断り方【ネズミ講】

どういうこうとでしょうか、どういうことでしょう。

 

今まで何度も何度もマルチ商法に誘われるんですよね

 

久しぶりに掛かってきた同級生からの電話。お!?ひさしぶりじゃん!なんて出てみると

「お金困ってる?すごい楽に稼げる方法あるよ。」

 

・・・・

 

はぁああああぁあぁ(ため息)

 

 

 

久しぶりに来た先輩からのメッセージ。ん?なんだと確認してみると

「人脈を活かした武器を磨かないか。戦術核ミサイル級のビジネスモデルなんだ」

 

 

そっとスマホを置き、コーヒーを啜る。

 

・・・・またか。

 

マルチ商法に誘ってくる人に共通すること

もうね、マルチにハマった人に共通することって絶対あります。

共通点1. 謎の胡散臭い人を連れている。

あれ?あなた3ヶ月前に会社辞めたよね?なんでそんな高級時計付けてるの?へー、新車も買ったの。

へー、羽振りがいいね。年収1000万?へー。じゃあおごってよ。え?コーヒーは割り勘?そうなんだ。いいけど。

 

で、その後ろの人だれですか?

 

ほんとに、マルチ誘ってくる人って謎の「メンター」と呼ばれるくっそ胡散臭い人連れてますよね。あれ何なの。

 

共通点2. 詳細不明手段で謎の夢を語り始める

マルチにハマった人

あんな、私夢があんねん。私貧乏だったやん。もうああいう思いは嫌やねん。あんな、もうすぐ年収1000万届くやろ。うち最近クルーザー乗ってワイン飲んでんねん。どうや?今度熱い仲間たちとハワイも行くねん。ええやろ。別荘もいいのあったら買う予定や。不労所得の秘密教えてやってもいいで、一緒に夢見ようや

 

ハマった人

今さ、貯金いくらあるの?もっと欲しくない?将来、不安だよね。僕ね大きな夢があるんだ。アミューズメントホテルを作ってオーナーになるんだ。そのための元手を貯める最強の経済システムがあるんだよ!一緒に大きい夢をみようよ。日曜日のセミナーに来てよ、1時間だけでいい。会って欲しい人がいるんだ

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁ(ため息)

 

これ実際に僕が勧誘された時に言われたことです。

ショックだったのは、今までの友人が突然「変わってしまった」ことですね。

 

マルチ商法の何が問題なのか

マルチ商法の問題点は下記の2点だと思います。

・人間関係をお金儲けの手段に変えてしまうこと。

自分を騙してしまうこと

一つずつ説明しますね。

人間関係をお金に変えてしまう

友達を売るってやつですね。

懐かしい友人から電話が来てワクワクしながら会ったら健康食品のセールスを受けたとか、すごく萎えますよね。

人間関係って、積み重ねでゆっくりゆっくり信頼を重ねていくものだと思うんです。それを一瞬でぶち壊してしまうマルチ勧誘、ある意味すごいですね。

自分を騙してしまうこと

では、なぜ友達に健康食品を勧めたり、「それを売るとお金持ちになって幸せになれるよ」なんて言えるかっていうと、自分自身を騙しているからなんですよね。

 

誰もが最初は罪悪感てあると思うんです。でもやっているうちに「これをやって夢を掴むんだ」から「その夢の掴み方を友達にも教えてあげるんだ」と自分の中で大義名分を持たせて、正義感に変換し始めてしまうんですね。

こういうのを続けていくと、自分と向き合う姿勢というのがなくなるんですね。

 

止める友人とかも出てくると思うんです。でも、「いやいや俺は悪くないんだ。わからない奴が悪い」なんて言い始める。

そうすると、もうその人の行き着く先は孤独なんです。そして、その孤独すらも肯定する謎の「仲間」がいるわけですね。

 

「ステージが変わると付き合う仲間も変わるんだ」なんて吹き込む連中を、本当に「仲間」って呼べますか?

マルチ商法の断り方。僕はこの手で断った

きっぱりと断りましょう、はい終わり。

とはいえ、断りづらいですよね。僕はこの手で断りました。

 

住民税をいくら支払っているのか聞いた

3年ほどマルチ商法をやっているという方から誘われた時はこの手を使いました。

僕「そんなに稼いでるなら、税金とか大変でしょう。住民税いくら払ってるの」

 

マルチに誘ってきた人

よく分からないけど8千円くらい

僕「給与所得で1000万円あるなら、だいたい月5万円くらいなんだけど」

マルチに誘ってきた人

・・・・・・・

僕「なあ、そろそろ目を覚まそうぜ」

 

消費者ホットラインに相談させてと伝えた

ことば巧みな人で、夢を見せてくれるような話しっぷりにまったくマルチに勧誘されてるとは全く気づきませんでした。

がしかし、途中でトイレに行った時によーく考えてみると「あれ?これどう考えても今マルチに勧誘されてるよな」と気づきました。

 

しかし、相手は1枚も2枚も上手でした。このままでは押し切られる。まずい。誰か相談相手を探さなくては。

そうだ!!消費者ホットラインに相談だ!!

トイレから戻り、消費者ホットラインに連絡をしたいと相手に持ちかけたところ、話をうやむやにされ退却をされてしまいました。

コーヒー代は割り勘になりました。(実体験)

消費者ホットライン連絡先:局番なしの「188」

興味がないとひたすら言い続けた

「マルチ自体に興味がない。どんなことを言われても始める気はまったくない」

やはり言いづらくてもきちんと伝えるのがお互いのためです。とはいえ、相手はあなたを金づるにしようとしているので遠慮する必要もありません。

おそらく、相手も断られたあなたともう一生会うと思っていない(信頼関係を構築しようとしていない)ので、きっぱり断りましょう。

デメリットとしては、コーヒー代が割り勘になるくらいです。(実体験)

 

現状に満足していますのでと伝えた

マルチ商法の勧誘ってのはストーリーはだいたい決まっていて

1.労働者を貶めるような言動で揺さぶってくる

2.自分や仲間がいかに成功しているかを見せてうらやましく思わせる

3.勧誘して金づるにする。

僕みたいに8回も誘われると、「ああ、また踊らされて夢を植え付けられた人ね」

と思えるくらい耐性がつきます。

 

なので、「1.労働者を貶めるような言動で揺さぶってくる」

ここさえしっかりガードできれば揺さぶられることはありません。

「現状の仕事にも満足していますし、将来の不安なんて将来が来てみるまで分からないので。」

 

やはり、強い意志を持ってしっかり伝えることが大事かなと思います。

 

まとめ、誘われたらしばらく縁切れ

マルチにハマった人に「説得する」というのはまず無理です。勧誘してくる人も、「お前のために言ってやってるんだ」という謎の正義感を持って勧誘してきますので。

 

少し残念ですが、しばらくの間縁を切るのがやはりベストです。

 

残念ですね。でもまあ、仕方ありません。