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桐で自作のサーフボード「パイポ」を作ってみた ←普通に乗れました

完成したサーフボード

こんにちわ。

 

  • 自分でサーフボードを作ってみたい
  • でもフォームなんて買えないよ
  • 板を削るスペースがなし
  • 白い粉が出まくって近所迷惑だよ

ってことで躊躇していた自作サーフボードですが、困難を解決する切り口を見つけたので作ってみました。

 

木で作れば全部解決やんけ!!

 

ということで作りました。どちらかと言うとアライア、パイポ、ベリーボードに近い存在ですね。

簡単に作り方を紹介しますのでお付き合いください。

 

ロブマチャドも乗ってるんだからへーきへーき

自作サーフボードの制作費は2,400円でした

自作サーフボードの制作費はトータルで2,400円です。

ぼく

人生で買ったサーフボードの中で一番安い!

 

掛かった費用

・桐の集成材 = 1,800円

・ニス = 500円

・紙やすり = 100円

材料費がめっちゃ安くなりました。なんと言っても木ですからね。

 

その他あったほうがいいもの

・電動ドライバー

・砥石

追記:海で試してみましたー!

木のサーフボードの作り方

早速作っていきましょう

  • 手順1
    桐の集成材を手に入れる

    桐の集成材を手に入れましょう。

    最低限の必要なサイズ

    ・厚さ 10mm以上
    浮力を稼ぐために10mm以上の厚さが必要

    ・幅 350mm以上
    乗り幅を稼ぐために350mmは幅が欲しい

    今回は1,820mm×400mm×13mmの桐の集成材を買いました

    桐の集成材

    ぼく

    さっそく作るぜ
  • 手順2
    ざっくりと図面をひく

    雑でごめんなさいいいいい!までも、あとで調節できるからへーきへーき。

    サーフボードの図面

    ざっくりと図面をひきましょう。一応コンパス使ったほうがいいんですけど、僕はフリーハンドで描いちゃいました。

    サーフボードのテール部分

    テール部分も丸みを付けて、水抵抗をなくしましょう。

    抵抗と推進の流体力学の都合上、テールは切ったほうがいいけど僕はよく知らんのでざっくりね。

    ぼく

    図面が適当でも、柔らかいしあとで調節すればへーきへーき

     

  • 手順3
    線に合わせて切る

    のこぎりでサーフボードを切る

    100均で買ったのこぎり切りづれえええええ!!

    気合で切りましょう、楽しむために

     

  • 手順4
    面を取って、ロッカーを付ける

    危ないので面を取りましょう。

    サーフボードの面取り

    ガンガン削って手が切れないようにすればオッケーです。

    この作業が一番ラク。電ドリ万歳すぎる

    面取りしたら曲げます。

    1. 熱湯を曲げたいところに掛ける
    2. 踏んでロッカーを付ける(曲げる)

    1時間くらい重しを置いておけば曲がります。

     

  • 手順5
    ニスを塗る
     

    サーフボードにニスを塗る

    ニスを塗りましょう

    ニスを塗る順番
    1. 240番の紙やすりを全体的に掛ける
    2. 布で全体的にニスを馴染ませる
    3. 1日乾かしたらもう一度塗る

    ぼく

    全然染み込まないし手がカピカピになったけど、気合で塗れば大丈夫です
  •  

  • 手順5
    乾かしたら完成
     

    ニスを塗りたてのサーフボード

    乾くまで根気よく待ちましょう。焦りは禁物です

     

    そしてついに、、完成です!!

    完成したサーフボード

難易度は中学校の木工ができれば余裕レベルです。

 

少し曲がってる??気のせい気のせい、へーきへーき

周囲の反応とか

作ってみた結果、「わりと余裕で作れるな」ということが分かりました。

作っていると近所のサーファー友達が集まってきて興味津々で色々なアドバイスをもらいました。

  • 「それ浮力10リットル以下でしょ大丈夫?」
    → たぶん5リットルくらいです。へーきへーき

  • 「それどうやって乗るの??乗れるの?」
    → 基本腹ばいのパイポとして使います、頑張ってアライアみたいに立つ。
      重力より俺の推進力のほうが強いからへーきへーき

  • 「桐で作ったらめっちゃ水吸うけど大丈夫??」
    → 毎回乾かせばへーきへーき 
      (ほう、桐は水を吸うのか、良いことを聞いた)

  • 「それで波に乗れたら本当にすごいよ」
    → テクニックでカバーするからヘーキヘーキ

ぼく

ここまで大口叩いたらもう頑張って乗るしかない!自分を追い込むスタイル

 

まとめ、自作サーフボード完成して嬉しいです。

いやー嬉しい。ついにできた。

完成したサーフボード

乗れるかどうかは分かりません。多分乗れる。

やる前から弱気になってたらどんな戦も勝てない。

If you sink or swim, you gotta think to win(溺れるか泳ぐかの状況に追い込まれたら、生き残る方を選べ)

 

人生最初のサーフィンよりも、木のサーフボードでテイクオフするほうが簡単なはず。人生はじめてのサーフィンが世界で一番難しかった。

 

もう何万回も、どんな波でもテイクオフしてきた。頑張って乗る

追記:普通に乗れました

海でテストしてきました。コンディションはもも〜こしセットはらのコンディション。

結果として、ふつーに乗れました。新しいおもちゃができたぞっ!

 

  • 浮力がないから波待ちすると肩まで沈む
  • 足ひれ(Dafin)を付けて腹ばいなら余裕
  • 滑り出すと波に「ビターっ」と張り付く感じ
  • 足ひれないとテイクオフは難しいかも
  • 立つのは激むず、テイクオフがとにかく大変
  • 「それなんですか?」ってめっちゃ話しかけられる
  • 自作した木ですって言うと驚かれる

 

遊ぶには十分すぎるおもちゃができました。

ボディボードみたいにして使うには1820mmは長すぎるので、1200mmくらいに切って使うかも。

 

 

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